黄色いおりもの増えてきた

 以前から多少あったけど、生理前の黄色いおりものが増えてきたみたい。病院の検査では異常がないけど、痒みがあることもあってけっこう不快。生理も、早くきちゃったり。ホルモンバランスが悪いの?それともなにかの菌のしわざ?。

 こってりした食事・アルコール・甘いものの過剰摂取や、ストレス・多忙が続いたりすると、じくじくして赤い痒みのある皮膚炎がでたり、ぼこっとした大きめのにきびができたり、ねばねばした黄色いオリモノが増えたりすることがありますね。

中国漢方では?

 食事や生活環境から、体内に過剰な水分と熱が一緒になってたまってしまうことを、漢方では、「湿熱」証とよんでいます。湿は、主に水分(ジュース・お酒など)のとりすぎ、熱は、主に辛いもの・油っぽいもの・高カロリーのもの(キムチ・揚げ物・肉・動物性脂肪・洋菓子・たばこ)の摂りすぎなどで過剰になりがちです。「湿熱」は、「湿」の性質上、下半身に症状が出やすく(湿熱下注)、しつこいのでいつまでも同じような症状が続きます。また、湿熱が過剰な状態では、ウイルス・細菌にも感染しやすくなります(湿虫滋生)。熱症が強い場合、ホルモンの働きや血行が異常に亢進して、生理が早くなったり、生理の量が多くなる場合もあります。

 中国漢方には、「清熱利湿薬」といった、体内の過剰な熱と湿を追い出す薬があります。

□黄色いオリモノ・陰部のかゆみや炎症・皮膚の炎症→瀉火利湿顆粒
□赤み・炎症はひどくないが、じくじく・くり返す膣炎や腸炎・膀胱炎→五行草茶

 がよく使われるお薬です。

養生法など

 湿熱傾向が続くと、生理不順・おりものの増加・膣炎・びらん・ふきでもの・アトピー性皮膚炎(じくじくタイプ)などがおこりやすくなります。特に、細菌・ウイルスが感染すると、トリコモナス膣炎・カンジダなど、やっかいな病気にもなりやすくなります。

 湿熱は、辛いもの(キムチ、唐辛子、カレーなど)、こってりしたもの(肉料理、とんかつなど)、甘いもの(ケーキ、チョコレート、お菓子類)、アルコール・ジュース・スナック菓子・ファーストフードなどで過剰になりがちです。赤み・痒みが気になる時は、極力控えて。果物・野菜・豆類を増やして、さっぱり味に。細菌・ウイルスが入りこみやすいのは、特に、高温多湿の梅雨時・夏(外部の湿熱)や、抵抗力の弱い生理時など。この時期は特に要注意です。