最近、顔が赤く感じる、プツプツもできやすいし・・・

 暑い中を歩いたりイライラしたあと、ほてるから、鏡をみると、化粧してても、顔がけっこう赤くなってる。プツプツ、にきびみたいものもよくできるし、便秘もひどいのが気になる。食欲はいつもありよく食べてるんだけど。女にしては、こってりしたものや、辛いものも。そうそう、お酒もけっこういけます。それにしても、だんだん、赤く脂っぽくなる顔が悩み。青白い顔で、冷え性だなんていっている人がうらやましい。。

 体を冷やすのももちろんよくありませんが、こってりした食事・アルコールなどの過剰摂取や、ストレス・喫煙・運動不足などの習慣で、体内に熱が過剰になると、顔の赤み、赤い痒みのある皮膚炎、のぼせ、ほてり、目の充血、便秘、不正出血などの現象が現われてきます。

中国漢方では?

 ウイルス・細菌などによる伝染性の感染症などを、漢方では、「温熱邪毒」などと呼び、発熱や発疹、出血といった熱症状を呈するため、「血熱」証とよんでいます。現代の日本では、感染症そのものは、ほとんどみられませんが、辛いものや高カロリー食の摂りすぎ、ストレス、夜型の生活などにより、「血熱傾向」の人が増えています。イライラしやすくなる、のぼせ・ほてりなどの熱症状が出る、便秘になる、赤いにきびができる、生理が早まったり、鮮やかな色の不正出血や鼻血がでる、皮膚のアレルギーがでやすくなる、などの症状を呈します。

 中国漢方には、「涼血薬」や「清熱薬」といった、体内の過剰な熱を追い出したり、冷ます薬があります。過剰な熱・老廃物を腸などから排泄させるなどして、赤みや炎症も抑えてゆきます(抗菌作用・抗ヒスタミン作用・消炎作用など)。

□皮膚が赤い・痒い、熱感がある、舌も赤い、便秘→涼血清営顆粒

 がよく使われるお薬です。

養生法など

 血熱傾向が続くと、肌荒れ・ふきでもの・アレルギー性皮膚炎・アトピー性皮膚炎などの皮膚病がおこりやすくなります。高血圧などの生活習慣病にもなりやすくなります。さらに、便秘してしまうことによって、毒素・腸内アレルゲンが増え、皮膚に炎症や痒みのある人は、悪化させてしまいます。また、更年期前後は、女性ホルモンのエストロゲンの減少や生活習慣などから、血熱症状がでることがよくあり、この場合は、動悸・ホットフラッシュ・自律神経失調症などの症状として現われます。

 血熱を助長するのは、辛いもの(キムチ、唐辛子、カレーなど)、高タンパク・高脂肪のこってりしたもの(肉料理、とんかつなど)、甘いもの(ケーキ、チョコレート、お菓子類)、スナック菓子・ファーストフードなどです。赤み・痒みが気になる時は、控えめに。血熱は食事の影響がとても大。果物・野菜を増やして、さっぱり味を心がけてください。夜更かし・喫煙などの習慣もあまりよくありません。睡眠時間の確保・たばこの数を減らすことも心がける必要があります。