夏風邪?のどや鼻がすっきりしません!

夏風邪?のどや鼻がすっきりしません!風邪らしき症状のあと、痰がのどに張りついたり、咳が止まらず、すっきりしません、このまま長引くのでしょうか?

クーラーを昼夜使ったり、急に汗をかいたり、この時期は、思った以上に、のどや気管支に負担がかかっています。温度差やクーラーなどで、のどが炎症を起こしやすく、痛み・鼻水・咳などの症状がおきるほか、日頃乾燥体質の人は、痰が粘って濃くなりのどに張り付いて出にくくなることがあります。

水が停滞しやすい体質の人は、うすい痰がつねに張り付いた感じになります。また、鼻水の分泌が多くなると、後鼻漏となり、鼻水がのどに回ってしまい、まずます、のどのべたつきや不快感が、ひどくなります。特に朝方、不快な症状は気になりやすくなります。

たまった痰や鼻水をうまく排泄する対策や、咳を軽減する、炎症を抑えて鼻水が過剰にでないようにする漢方の対策で、のどや鼻の不快感を軽減しましょう。衛益顆粒、麻杏止咳顆粒、麦味参顆粒、五涼華などがよく活用される処方です。痰・鼻水などの状態で、対策のお薬は異なりますので、ご相談くださいね。

食べものでも、鼻・痰によいものがありますので、とりいれてみてはいかがでしょうか。のどが痛く痰が黄色いとき(炎症をとる) 生の大根・びわ・なしなど。痰が白いとき(湿を除く) しめじ・しいたけなどのきのこ、長芋、シソなど。痰が粘ってでにくいとき(のどを潤す) はちみつ、豆乳、レンコン、長芋など。
  
辛いもの・刺激物・アルコール・味の濃いものはのどや粘膜に負担になります。気をつけて取りましょう。