病院で出される漢方薬と漢方薬局の薬はちがうの?

 病院でだされる漢方薬は、厚生労働省に保険適用されているため保険がききますが、それらの多くは古来日本独自で発展してきた日本漢方処方が中心のため種類が限られています。

 一方、特に漢方専門薬局などで入手できる漢方薬は、主に国内漢方メーカー各社が、日本漢方はもとより、漢方の本場中国の中国医学に基づき、また西洋医学と結合しながら独自研究開発し日本の法律に適合するように厚生労働省から許可を得て販売しているものです。

 保険適用されていないため一般医薬品に属しますが、中国の長い経験の中で開発された処方や中西医結合治療方法の豊富さなどから目的に対しての効果がシャープで様々な症状や病気に対処できる点に特徴があります。

 他に、ドラックストアーでも漢方薬を購入することができますが、漢方薬を選ぶポイントとして人それぞれによって症状が同じでも服用するものが違ってくるということがあります。セルフで自分で選び購入できるメリットはありますが、やはり自分に合った漢方薬を適切に選ぶためにも漢方の専門家のアドバイスを受けて購入されることをおすすめいたします。