婦人病

牡丹皮(ぼたんぴ) 多くの婦人科疾患は、西洋医学の検査・治療だけでなく、漢方の治療や考え方をとりいれると思った以上の効果をあげることも可能です。

 それは、婦人科疾患の多くが、ホルモンバランスなど機能性の問題が多く、漢方の最も得意とする分野だからです。対症療法と体質改善のタイミングや組み合わせなども治療効果を高めるポイントです。

 お薬の効果を引き出すには、より適した薬を選ぶことが必要です。ご相談はメールからどうぞ。

不正出血

 不正出血は、生理期以外の膣や子宮からの出血です。少量のものから量の多いものまでさまざま。 大きく、器質性出血(子宮体ガン・子宮頸ガン・子宮筋腫・子宮頸管ポリープ・子宮内膜症)と、機能性出血(ホルモンバランスやストレスが原因、排卵期出血など)に分類されます。おりもの同様、婦人科疾患のシグナルなので、まず受診をおすすめします。漢方は、おもに、機能性の出血に効果的です。 (さらに…)

慢性頭痛

 くも膜下出血や脳腫瘍の症状としておこる症候性頭痛と、頭痛そのものが病気とみなされる機能性頭痛に分けられます。 症候性頭痛は、突発性の激しい痛みが特徴で、麻痺やけいれん・めまい・ろれつがまわらないなどの症状を伴うこともあり、すぐに病院の診断が必要です。 (さらに…)

めまい

 めまいは、脳の疾患や、耳の疾患が原因で起こることが多く、その状態によって、いくつかのタイプに分けられるます。 (さらに…)

乳腺炎

 乳腺炎とは、乳腺が炎症をおこしたものですが、細菌感染のない乳管のつまりから、細菌感染をおこした状態のものまであります。 (さらに…)

母乳がでない

 母乳のよさはわかっていても、思うようにでなかっあり、張ったり痛くなったり。漢方には、質のよい母乳をつくったり、うまくだせるようお手伝いする方法があります。 (さらに…)

マタニティーブルー(産後うつ)

 女性にとっては、うれしいはずの出産後ですが、人によっては、涙もろくなったり憂うつ感を感じたり、集中力の低下を感じることがあります。プロゲステロンやエストロゲンといったホルモンの分泌が少なくなるためともいわれています。出産で消耗した体を休めるための自然現象でもあり、一般的には、2週間程度で軽減するといわれています。でも、情緒不安定や食欲不振などがひどくなってくる場合は要注意です。 (さらに…)

産後太り

 出産後、妊娠中から増えた体重が思うようにもどらない、体重や体型が気になるという人は、多いと思います。食事の量が増えてもどらない、生活習慣が変わって運動量が減ったなどのほかに、出産によって体質がかわってしまってしまうことも原因のひとつです。 (さらに…)

産後の髪や皮膚のトラブル

 出産後、しばらくしてふと気がつくと、髪や眉がうすくなる、肌が乾燥しやすかったりと、トラブルに気づくことがあると思います。 妊娠・出産は、女性の大切な仕事ですが、体質や食事によっては、お母さんの髪や肌に栄養がいきわたらず、想像以上にダメージをうけてしまうこともあります。 (さらに…)

更年期障害

 平均して40代後半から、女性ホルモンであるエストロゲンの低下により、生理の乱れのほか、冷えのぼせや、うつ症状、動悸、肩こり、不眠、腰痛などさまざまな症状が出現してきます。また、人によっては、40代に入った頃から不調や変化を感じる人も。 (さらに…)

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