小学生の時にアデノイドが原因の睡眠時無呼吸があり、外科手術でなく漢方治療を受けられる耳鼻咽喉科を受診して、手術を回避した事がありました。生理を迎えてからは偏頭痛を起こすようになり、生理痛も酷く、寝込むことも多かったです。外出すると、すぐ風邪や感染症にかかりました。今思うと、異常に汗をかきやすくそのあと調子を崩すことが多かったと思います。
高校時のコロナ感染と人間関係の悩みをきっかけに体調の悪さが増しました。そのころから食後には痰が上がってきて気持ち悪そうにしていました。
コロナ以降ほとんど唾液が出ていない事もわかりました。イライラしやすく腸にガスがたまりお腹が張って痛くなる事もよくありました。ニキビやガサガサなど肌の不調はいつも気にしていました。
高校を卒業してからは体を動かす事が減り、そんなに食べなくてもどんどん太ってきてこれも悩みとなりました。試験の時などの体調不良はとても困りました。
漢方を服用しはじめて、まず声の出し方が変わり、ハキハキと話すようになりました。声に力が出た感覚で、本人も驚いた時に出た自分の声の大きさにびっくりするほどでした。
よく笑うようになり、体を動かす事も積極的にし始めて、身体全体が引き締まってきました。出かけて以前なら風邪をひいていたような状況でもひかずに元気に過ごしています。あとから頂いた漢方は、一包目でじわじわと唾液が出てきて、今は普通の量が出ているそうです。
食の好みが大きく変わり和食中心で薄味が合うようで、毎日のように欲していた油っこいものや、お肉もあまり欲しなくなり、クッキーやチョコレート等は好まなくなりました。イライラしたり腸にガスがたまりお腹が張って痛くなる事も、すっかり無くなって、ニキビやガサガサなどゆらぎっぱなしだった肌が格段にきれいになってきました。
酷かった生理痛は漢方を服用し少し休んだら治り、とても助かっています。不調がありながらも必死で集中していてさらに具合が悪くなっていったそうですが、今は楽に対応出来るようになりました。背中の毛穴が目立ち、産毛も多かったのですが1ヶ月ほどで毛穴も産毛も目立たなくなりました。
漢方約1か月の服用ですが、体調がとてもよくなり、驚いています。元気に毎日を過ごせるようになってほしいと思います。
(古河市 S.Hさん 19歳)
「衛気虚」があると、だらだらと汗をかいてしまい止まらない、そのあと疲れを感じ風邪をひきやすくなる、のどや扁桃腺が腫れやすいなどの症状がおきやすくなります。また気虚全般の傾向として疲れやすく、胃腸が弱い、代謝も悪いため食べなくてもむくんだり太りやすくなります。気虚の対策を中心に漢方を服用していただきました。